ジャトロファプログラム

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ケニア共和国政府が必要としているバイオディーゼルオイルを確保する為、植林候補地としてGalanaや東部、北東部、Rift-Valley、Nyanza地区などが挙げられています。
5000万リットルを生産する為には、16万5000エーカーの土地に1億本の植林*が必要となります。
これは約667.8平方キロメートルに相当します。
現在までに400万本植林を行なってきましたが、目標の1億本までは遠い道のりです。
*1エーカーに600本の植林、植林後3年目のジャトロファの種産出量で計算した場合

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ジャトロファ プログラム初年度
2400エーカーの土地に植林を行ない、初年度は以下作業を行ないます。
荒地の清掃
トラクターによる整地
穴掘り (1エーカーあたり600個 40x40x100cm)
肥料やり
種の運送

上記作業に一日あたり2400人の雇用が発生します
*1ヘクタール=2.4エーカー=0.01平方キロメートル=1万平方キロメートル

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ジャトロファ プログラム二年目以降
2年目の種収穫高は420万KGを予定しており、その種から約140万KLのジャトロファ原油が抽出出来ます。
抽出したジャトロファ原油は、ケニアにある発電所KenGenに1リットルあたり$0.75にて売却予定です(価格は変動します)
年間販売金額は108万ドルになり、毎日1200人の雇用を発生させます。
2年目以降は、労働者に対する支払い等全てのコストが種から抽出されるジャトロファ原油で支払われるので、継続的な自立支援が可能です。
5年目に収支はプラスになります。

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雇用対策としての植林
都市部において一般に使用されている燃料は、地方ではまず入手出来ませんが、「ジャトロファシステム」によれば、現地で直接良質なバイオディーゼル燃料が得られます。
また、「ジャトロファシステム」は、植林事業においても、燃料生産事業においても、現地雇用を促進し現地の住民の収入を大幅に増加させることが可能です。
植林事業をベースとした「ジャトロファシステム」は、従来の森林伐採を前提とした開発事業とは正反対の「哲学」に基づくプロジェクトです。

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プロジェクトロケーション
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posted by GAF at 14:26 | ジャトロファプログラム

ケニア共和国政府の対応

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2007年にケニヤ共和国政府よりケニアビジョン2030が発表されました。
これは、2008年より2030年までの、ケニア共和国の発展の道筋を示したものです。
全てのケニア国民が、2030年までに世界平均的な収入を得て、幸せに暮らせることを目標に作成されました。
それに付随して、ケニア投資概要(A SUMMARY OF KEY INVESTMENT OPPORTUNITIES IN KENYA)が総理府より発表されています。

投資概要の中で主要投資先として、最初に挙げられているのがエネルギー部門です。
エネルギー部門に、バイオ燃料に関する項目があります。
その中では、世界的な石油価格の高騰や環境対策の為、バイオディーゼル生産の必要性が強く言われ、半乾燥地帯でも育成が可能なジャトロファが最も適していると記されています。

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ケニア投資概要によれば自動車用燃料としてケニア国内において、2006年にはガソリン140万リットル、ディーゼル(軽油)330万リットルが1日に消費され、増加率は年2.8%でした。
2030年には、270万リットルのガソリン、650万リットルのディーゼル(軽油)が必要であると予測しています。

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ケニア共和国のバイオ燃料

現在の使用量で換算すると、B2用燃料として1700万リットルのバイオディーゼルが既に必要であり、2030年には5000万リットルのバイオディーゼルが消費される予定です。
この大量のバイオディーゼルを生産するため、ジャトロファプログラムを進めています。

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posted by GAF at 14:07 | ジャトロファプログラム

ケニアのエネルギー問題

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「エネルギー問題」は世界各国にとって、非常に重要な「国家的問題」であり、産業化が進むに従ってその重要性は益々増大しています。
アフリカ諸国の都市部から離れた地域で生活する人々にとっては、適正なエネルギー源を確保することが、健康的な生活を維持する為に不可欠です。
現在でも、通常のエネルギーは地方では手に入れることができません。
アフリカの非都市部において多用されている木炭は、原料となる木材の供給に伴う環境破壊もさることながら、不完全燃焼による健康被害の事例が多数報告されています。
ジャトロファを利用することにより、室内で木炭を使用することによる一酸化炭素中毒の可能性を一掃し、子供の死亡を押さえ、母親の健康維持に貢献します。

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グリーンアフリカファンデーションが進めている「ジャトロファ植林事業」は、そのようなエネルギー問題を解決するための最も有効な方策の一つです。
この事業の基幹となる「ジャトロファ・バイオディーゼル・プロジェクト」は、現在活用されていない荒涼地帯を、バイオディーゼル技術によって再生し、環境を総合的に改善するばかりでなく、地域の経済を活性化させる夢のプログラムと言われています。

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posted by GAF at 11:09 | ジャトロファプログラム